Archicadの使い方をお探しですね。
Archicad(アーキキャド)は、建築業界で世界的に使われているBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトです。
これからArchicadを使い始める人の中には、「従来のCADより難しそう」「画面を開いてみたけど、何から始めればいいのか全然わからない」と悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか。
この記事では、初心者の方に向けて、Archicadの基本的な使い方や最初に覚えておきたい画面の見方について、ゼロから丁寧に解説していきます。
最後まで読めば、Archicadの基本操作がしっかり身について、スムーズにモデリングを始められるようになりますよ。
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1. Archicad(アーキキャド)って何?BIM初心者が知っておきたいポイント
Archicadは、ハンガリーのグラフィソフト社が開発した建築業界向けの3DCADソフトで、世界で初めてBIMに対応したソフトとして知られています。
従来の2次元CADでは、平面図、立面図、断面図をそれぞれ別々に作図する必要があって、修正するたびに全部の図面を直さなきゃいけませんでした。
でも、BIMソフトのArchicadなら、3Dの建物モデルを一つ作るだけで、平面図や断面図、さらには部材の数量データまで自動的に連動して作られるんです。
だから、設計変更があっても手間が減るし、人為的なミスもぐっと少なくなります。
これが一番の強みですね。
それから、ArchicadはWindowsだけじゃなくて、Mac OSにも対応している数少ないBIMソフトの一つなんです。
だから、デザイン性を大切にする設計事務所やアトリエ系の事務所でもよく使われています。
画面の操作も直感的にできるように作られているので、BIMソフトを初めて触る人でも、見た目で操作の感覚がつかみやすいのが魅力です。
ただし、建物のいろんな情報を持った3Dモデルを扱うので、データサイズがかなり大きくなります。
なので、ある程度スペックの高いパソコンを用意しておくのが、快適に作業するための大前提になります。
さらに、作ったBIMモデルはパソコンの画面だけじゃなくて、タブレットなんかを使って関係者と簡単に共有できる機能もあります。
建築の専門的な図面が読めないクライアントにも、リアルな立体モデルで空間のイメージを見せられるので、設計の意図がちゃんと伝わりやすくなるんです。
こんな風に、単なる2Dの図面作成ツールじゃなくて、企画から設計、プレゼンまで一つのソフトで完結できるのが、Archicadを導入する最大のメリットと言えるでしょう。
2. 初心者必見!Archicadの画面構成をゼロから解説
Archicadを起動して新しいプロジェクトを作ると、画面にはいろんなパレットやツールバーが表示されます。
初心者がまず戸惑うのがこの複雑そうな画面なんですが、実は主に使うところって限られているので、まずは大事な部分だけしっかり押さえておけば大丈夫です。
画面の左側にあるのが「ツールボックス」というパレットで、ここには壁、柱、スラブ(床)、窓、ドアといった、建物を作るための基本的な部材がアイコンで並んでいます。
作図するときは、このツールボックスから使いたい部材を選んで切り替えながら作業していくのが、Archicadの基本中の基本です。
画面の上の方に横長に表示されているのが「情報ボックス」という重要なエリアです。
これは、ツールボックスで今選んでいるツール(たとえば「壁ツール」とか)の細かい設定をする場所なんです。
壁の厚さや高さ、材質、配置の基準線なんかを、この情報ボックスで調整していきます。
ツールを切り替えると情報ボックスの中身も自動的に変わるので、作業中は左側のツールボックスで部材を選んで、上の情報ボックスで数値を設定する、という感じで視線を動かしながら操作することになります。
そして、画面の右側にあるのが「ナビゲータパレット」です。
これは、プロジェクト全体の構造を管理する目次みたいなものだと思ってください。
1階の平面図、2階の平面図、立体で確認する3Dビュー、断面図や立面図など、作業したい画面に切り替えるときは、このナビゲータパレットから項目をダブルクリックして移動します。
この「ツールボックス」「情報ボックス」「ナビゲータパレット」という3つの役割さえ理解しておけば、画面のどこを見て操作すればいいか迷うことはなくなるはずです。
3. これだけは覚えたい!Archicadの基本的な使い方とモデリング手順
基本的な画面構成がわかったら、実際に建物を作っていく具体的な手順を見ていきましょう。
Archicadのモデリングは、従来のCADみたいに「線を一本ずつ引く」んじゃなくて、「あらかじめ用意された部材を空間に配置していく」という感覚で行います。
まずは建物の土台になる床を作ってみましょう。
左側のツールボックスから「スラブツール」を選びます。
次に、上の情報ボックスで床の厚さや材質を設定して、真ん中の作業エリア(平面図)でクリックしながら四角形を描くようにスラブを配置します。
こんな風に、直感的なマウス操作だけで、正確な寸法の床面が簡単に作れちゃうんです。
床ができたら、次はその周りに壁を立てていきます。
ツールボックスから「壁ツール」を選んで、情報ボックスで壁の高さや厚みを指定してから、床の輪郭をなぞるように平面図上をクリックしていきます。
すると、平面図には2本の線で壁が描かれますが、Archicadの中では単なる平面の線じゃなくて、高さや奥行きを持った3Dの壁としてデータが作られています。
続いて、「ドアツール」や「窓ツール」を選んで、さっき作った壁の上でクリックするだけで、壁に自動的に開口部ができて、指定した建具がパッと配置されます。
すごく効率的ですよね。
こんな風に平面図で入力したデータは、いつでも立体モデルとして確認できます。
キーボードのショートカットキー(WindowsならF5キーなど)を押すか、右側のナビゲータパレットから「3Dビュー」を開けば、作ったモデルが立体的に表示されます。
3Dビューでは、マウスの中ボタンやShiftキーを組み合わせながら視点をぐるぐる回して、いろんな角度から納まりをチェックできます。
平面で作図して、3Dビューで空間のバランスを確認する、という往復作業を繰り返すのが、Archicadの一番基本的なモデリング手順です。
4. 初心者が最速で上達するコツと学習方法(ショートカット・教材)
Archicadの基本操作を一通り覚えたら、さらに作業スピードを上げて実務レベルに近づけるために、いくつか大事なコツを知っておきましょう。
まず一番重要なのが「ショートカットキー」を積極的に使うことです。
初心者のうちは、ツールボックスのアイコンを毎回マウスでクリックしがちですが、これだと長時間作業するときにどうしても時間がかかっちゃいます。
壁やスラブの配置、3D視点への移動、部材のコピーや移動といったよく使う操作は、最初からショートカットキーを意識して使うようにしましょう。
キーボードからワンアクションでツールを呼び出せるようになれば、モデリングのスピードが劇的に上がります。
それから、操作中に画面に出てくる「ペットパレット」の使い方も、早めにマスターしておきたい便利な機能です。
部材の端っこや辺をクリックしたときにポップアップで出てくるこの小さなパレットには、頂点の移動、辺の湾曲、全体サイズの引き伸ばしなど、その場面で使える編集コマンドがまとまっています。
さらに、ペットパレットのコマンドはキーボードの「F」キーを押すと順番に切り替わるので、わざわざマウスをパレットまで動かしてアイコンをクリックする手間が省けます。
こういう地味だけど理にかなった機能を日常的に使うことが、長時間作業しても疲れにくくなって、全体の効率アップにつながります。
最後に、初心者が一番効率よくArchicadを習得するための学習教材として、グラフィソフト社が公式に出している「Archicad Magic」という入門用のチュートリアル資料を強くおすすめします。
これは、簡単な3階建ての建物を実際に作りながら、一通りの操作手順が無駄なく学べる素晴らしいマニュアルです。
最初はマニュアルを見ながら3〜4時間かけて完成させて、2回目以降は何も見ずにゼロから30分以内で入力し終えることを目標に、繰り返し練習してみてください。
このトレーニングを徹底的にやり遂げれば、Archicadの基本的な使い方は完全に自分のスキルとして身について、実務にも自信を持って挑めるようになるはずです。
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