Archicadの発行セットについてお探しですね。

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Archicadで図面を一括出力する方法を分かりやすく解説します

Archicadで作成した図面を、1枚ずつ手作業でPDFやDWGに書き出すのって、本当に大変ですよね。

この記事では、「発行セット」という便利な機能を使って、複数の図面をまとめて出力する方法をご紹介します。

最初に設定しておけば、次からはボタン一つで最新の図面を書き出せるようになるので、毎日の作業がグッと楽になりますよ。

1. 発行セットって何?一括出力で何ができるの?

「発行セット」というのは、たくさんの図面をグループにまとめて、ワンクリックで好きなファイル形式に書き出せる機能のことです。

建築の仕事では、平面図や立面図、断面図など、一つのプロジェクトでたくさんの図面を扱いますよね。

これをお客さんに見せるためにPDFにしたり、設備や構造の業者さんに渡すためにDWG形式にしたりする時、この機能があればあっという間に終わります。

発行セットの一番いいところは、「一度設定すれば、図面を修正しても自動的に最新版が出力される」という点です。

設計中は何度もモデルを修正しますが、そのたびに全部の図面の書き出し設定をやり直すのは面倒ですよね。

発行セットを作っておけば、モデルを変更した後でも「発行」ボタンを押すだけで、最新の図面が自動的に保存されます。

古い図面を間違って提出してしまう心配もなくなるので、安心です。

一括出力は単なる時短テクニックというだけでなく、プロジェクト全体の品質を保つためにも大切な機能なんです。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえば手放せなくなるはずですよ。

2. 発行セットの作り方と図面の登録方法

それでは実際に、発行セットを作って図面を登録していく手順を見ていきましょう。

Archicadの画面右側にある「ナビゲータパレット」を使ってもいいのですが、もっと使いやすいのが「オーガナイザ」という機能です。

画面上部のメニューから「ウィンドウ」→「パレット」→「オーガナイザ」を選んで開いてみてください。

オーガナイザを開いたら、左側の画面で「レイアウトブック」を選び、右側の画面で「発行セット」を表示させます。

右側の画面にある「新規発行セットを作成」ボタンを押して、分かりやすい名前を付けましょう。

例えば「基本設計提出用PDF」とか「設備業者向けDWG」みたいに、何のための発行セットなのか一目で分かる名前にしておくと便利です。

発行セットができたら、左側のレイアウトブックから出力したい図面を選んで、右側の画面にドラッグ&ドロップで追加していきます。

ここでぜひ使ってほしいのが「ショートカットを追加」という機能です。

・右画面で新しいグループ(フォルダ)を作る
・左画面でレイアウトブックのフォルダを選ぶ
・右画面の下にある「ショートカットを追加」ボタンを押す

こうすることで、レイアウトブックのフォルダ構成がそのまま発行セットに反映されます。

この設定をしておけば、後からレイアウトブックに新しい図面を追加した時も、発行セットのリストが自動で更新されるので、図面の出し忘れを防げて安心です。

3. PDFやDWG形式での出力設定のコツ

図面を登録できたら、次はどんなファイル形式で、どこに保存するかを設定します。

オーガナイザの右画面で発行セット(一番上の階層)を選んだ状態で、「発行プロパティ」ボタンをクリックしてください。

ここで「ローカルファイルシステムに保存」を選んで、保存先のフォルダを指定します。

ファイル形式ごとに、ちょっとした設定のコツがあります。

PDFで出力する場合は、複数の図面を1つのPDFファイルにまとめる「単一ファイルに結合」にするか、図面ごとに別々のPDFを作るかを選べます。

お客さんにメールで送る時などは、1つのファイルにまとめておいた方が見やすくて親切ですね。

DWG形式で出力する場合は、「トランスレータ設定」が重要になってきます。

トランスレータというのは、Archicadの要素をAutoCADなどの他のCADソフトでどう表示するかを決めるルールのことです。

DWGは他のソフトとの互換性がデリケートなので、線の太さやレイヤー、文字フォントなどが崩れないように、提出先に合わせたトランスレータを選んでから出力しましょう。

設定が終わったら、右下の「発行」ボタンを押すだけで、一気にファイルが書き出されます。

4. うまくいかない時のチェックポイント

便利な発行セットですが、設定がちょっとズレているとうまくいかないことがあります。

「エラーが出て止まってしまう」「PDFの線が太すぎて細かいところが見えない」といったトラブルは、多くの人が一度は経験するつまずきポイントです。

困った時のために、よくある原因と解決方法を知っておきましょう。

図面が正しく出力されなかったり、エラーメッセージが出たりする場合は、まず保存先のフォルダが正しく設定されているか確認してください。

特に、会社のネットワークドライブやクラウドの同期フォルダを保存先にしている場合、通信が切れたりアクセス権限の問題で失敗することがあります。

また、特定の図面だけが出力されない時は、レイアウトに貼り付けている図面枠や外部参照データ(ホットリンクやPDFなど)のリンクが切れている可能性があるので、図面マネージャーで確認してみてください。

線の太さや色がおかしい場合は、「ペンセット」の設定を見直してみましょう。

・モデル空間(ビューマップ)のペンセット
・レイアウト上の図面要素のペンセット
・発行時のフォーマット設定

Archicadでは、こんな風に複数の場所で表示設定をコントロールできるので、設定がバラバラになっていると出力結果がおかしくなることがあります。

どうしても原因が分からない時は、一度出力する図面を1〜2枚に減らしてテストしてみると、どこに問題があるのか見つけやすくなりますよ。

こうした仕組みを理解しておけば、一括出力を安心して使えるようになります。

最初は少し手間がかかりますが、一度設定してしまえば本当に便利なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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