Archicadカーテンウォールツールの使い方をお探しですね。

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Archicadのカーテンウォールツール、使いこなせてますか?基本から応用まで徹底解説

Archicadを使っていて、「カーテンウォールツールってなんだか難しそう…」と感じている方、実は結構多いんです。

普通の壁ツールと違って、フレームやパネルといった複数のパーツが組み合わさっているので、最初はちょっと戸惑ってしまうかもしれません。

でも、一度コツをつかんでしまえば、ガラス張りのおしゃれな外壁はもちろん、ドアの設置やルーバー(格子状の部材)まで、いろんなデザインが自由自在に作れるようになります。

この記事では、カーテンウォールツールの基本的な使い方から、ちょっと上級者向けのテクニックまで、順番にわかりやすく説明していきます。

カーテンウォールツールって何ができるの?BIMでの便利なポイント

Archicadのカーテンウォールツールは、単に「ガラスの壁を作るためのもの」というだけではありません。

BIM(Building Information Modeling)の良さをしっかり活かして、柱・梁・パネルなど、たくさんのパーツをひとまとめに管理できる、とても便利なツールなんです。

見た目のデザインを検討するだけでなく、「この建物にはガラスが何枚必要か」といった材料の計算や、細かい情報の管理まで、効率よく進められます。

普通の壁ツールで窓やフレームをひとつひとつ配置していくのって、けっこう大変ですよね。

でもカーテンウォールツールなら、最初に設定したルールに従って、フレームやパネルが自動的に並んでくれます。

だから、あとで設計変更があっても、全体の設定をちょっと調整するだけで、すべての図面や3Dモデルにパッと反映されるんです。

図面同士で食い違いが起きにくく、変更にも強い——これこそBIMの本当の強みですよね。

まず覚えておきたいのが、カーテンウォールは次の5つの要素で成り立っているということです。

– **スキーム**(グリッドをどう分割するかのルール)
– **フレーム**(枠組み)
– **パネル**(ガラスなどの面材)
– **付属要素**(日よけなど)
– **交差部**(フレーム同士がぶつかるところ)

この構造を理解しておくと、「ここをいじればこうなる」というのが見えてきて、複雑そうに思えたモデリングも怖くなくなります。

カーテンウォールの基本的な作り方と設定のポイント

カーテンウォールを作るときは、まず基準になる線や面を描くところから始めます。

平面図や3D画面でカーテンウォールツールを選んで、始点と終点をクリックして配置する場所を決めます。

そのあと高さを指定すると、初期設定に基づいたガラスのカーテンウォールが立ち上がります。

操作自体はとってもシンプルなので、最初はデフォルトの設定のまま仮置きして、そこから細かく調整していくのがおすすめです。

配置できたら、次はデザインの要となる「スキーム」の設定をしていきます。

カーテンウォールを選んで設定画面を開き、スキームの項目で縦方向と横方向のグリッド間隔を調整します。

たとえば「1メートルごとに等間隔で分割」とか、「この部分だけ間隔を広げたい」といった細かい指定ができます。

このスキーム設定をきちんとやっておくと、建物全体のバランスがとれた美しい外観の土台ができあがります。

さらに、グリッドに沿って自動生成されたフレームやパネルの材質や寸法を変えていきます。

設定画面の「フレーム」の項目では、外枠や縦枠(マリオン)、横枠(トランザム)の太さや見た目を細かく指定できます。

「パネル」の項目では、透明なガラスだけじゃなく、不透明なパネル(スパンドレル)なども設定可能です。

全体の設定で大まかに決めて、必要に応じて「編集モード」に入って特定の部分だけを個別に変更する——これが効率よく作業するコツです。

カーテンウォールにドアや窓を入れる方法

カーテンウォールを作ったあとに必ず出てくる疑問が、「どうやって出入り口のドアや換気用の窓を入れるの?」ということ。

普通の壁なら建具ツールで直接配置できますが、カーテンウォールの場合はちょっとやり方が違います。

具体的には、すでにある「パネル」を「ドア」や「窓」の機能を持つ特別なパネルに置き換える、という作業をします。

まず、3D画面か立面図を開いて、作ったカーテンウォールを選択します。

すると画面上に「編集」ボタンが表示されるので、それをクリックして編集モードに入ります。

編集モードでは、スキームやフレーム、パネルなど特定のパーツだけを選んで操作できるようになります。

ここで、ドアを入れたい場所のパネルを選んで、情報ボックスや設定画面からパネルのタイプを「CW ドア」や「CW 窓」に変更します。

パネルをドアに変えたら、次は不要なフレームを削除したり調整したりします。

たとえば、両開きドアを入れるために2つのパネルをつなげたいときは、その間にある縦のフレームを選んで削除するか、見えないように設定します。

こうすると、2つのパネルが一体化して、そこにちょうどいいサイズのドアがきれいに収まります。

編集モードを使いこなせるようになると、カーテンウォールの中に自由に建具を配置できるようになりますよ。

応用編!カーテンウォールツールでルーバーを作る

カーテンウォールツールは、実はガラス壁を作るだけじゃないんです。

「等間隔にパーツを並べる」という特性を活かして、建物の外装ルーバー(縦格子や横格子)を作るのにもすごく便利なんです。

柱や梁のツールを使ってルーバーを1本ずつ配置していくと、間隔を変えたり修正したりするのに、ものすごく時間がかかってしまいます。

でもカーテンウォールツールを応用すれば、設定を変えるだけでルーバーの間隔やサイズを一気にコントロールできるので、作業効率がグンと上がります。

ルーバーを作るときの手順は、まずスキーム設定で不要な方向のグリッドを消すところから。

たとえば縦ルーバーを作りたいなら、横方向の分割をゼロにして、縦方向の間隔だけを設定します。

次に、パネルの設定を「空(または非表示)」にすることで、面材をなくしてフレームだけが残る状態を作ります。

そして、縦フレームのサイズや材質を木材やアルミなどのルーバー材に合わせて設定すれば、あっという間にルーバーの完成です。

このやり方の一番いいところは、デザインの検討スピードが段違いに速くなることです。

間隔を100mmから150mmに変えたいときも、スキームの数値を打ち直すだけで、全体のルーバーが一瞬で並び直されます。

しかも、平面図で曲線を描くようにカーテンウォールを配置すれば、曲面に沿った美しいルーバーも簡単にモデリングできます。

こんなふうにツールの特性をよく理解して別の使い方に応用すると、Archicadでの設計作業がもっと自由で速くなります。

ぜひ試してみてくださいね!

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