Archicadのライセンスについてお探しですね。
Archicadを継続して利用する上で、定期的なライセンス更新や新しいパソコンへの移行は避けて通れない作業です。
この記事では、Archicadのライセンス更新手順とLicense Manager Toolの使い方について、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
正しい手順を身につけて、スムーズな設計業務の環境を整えましょう。
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1. Archicadのライセンス更新の基本とLicense Manager Toolの役割
Archicadを使うには、ソフトをパソコンに入れるだけでは不十分で、ちゃんと使える権利(ライセンス)を認証してもらう必要があります。
このライセンスの認証や移動、更新の管理をまとめて行ってくれるのが「License Manager Tool(略してLMT)」という、Graphisoft社が提供している専用ツールです。
このツールはArchicadをインストールするときに一緒に自動で入るので、わざわざ探してダウンロードする手間はありません。
ライセンスには大きく分けて2種類あります。
ひとつは「ハードウェアキー」と呼ばれる、USBメモリみたいな形をした物理的なドングル(WIBUまたはCodeMeter)です。
これをパソコンのUSB端子に差し込むことでライセンスを認識させます。
もうひとつは「ソフトウェアキー」という、データとして存在するデジタルライセンスです。
インターネット経由で専用の「ライセンスプール」というところからダウンロードして使う仕組みになっています。
最近はソフトウェアキーが主流で、物をなくす心配がないことや、遠くからでもライセンス管理がしやすい点が便利です。
License Manager Toolを使えば、ハードウェアキーでもソフトウェアキーでも、今どんな状態なのかがすぐわかります。
新しいライセンスをダウンロードしたり、使わなくなったライセンスを返したり(アップロード)、ライセンスを更新したりといった作業が直感的にできるんです。
特にサブスクリプション契約でArchicadを使っている場合、契約期間が延びたときや新しいバージョンが出たときに、このツールでライセンス情報を最新にする必要があります。
毎日使うツールではないですが、ライセンスの仕組みとツールの役割を理解しておけば、突然パソコンがトラブルを起こしたりライセンスエラーが出たりしても慌てずに済みますよ。
2. 【実践】Archicadのライセンス更新手順
Archicadのサブスクリプションを継続している場合、ライセンスの更新作業はとてもシンプルです。
まず前提として、ちゃんと契約期間内であること、そして新しいバージョンのArchicadが出たタイミングなどでライセンスを最新にする必要がある場面を考えてみましょう。
基本的には、インターネットにつながったパソコンで新しいバージョンのArchicadを起動すると、システムが勝手にライセンスの状態をチェックして、裏で自動的に更新してくれる仕組みになっています。
なので、特に何もしなくても新しいバージョンがそのまま使えることがほとんどです。
でも、ネットワークの調子が悪かったり、会社のセキュリティ設定の関係で自動更新がうまくいかないこともあります。
そんなときや、確実に自分の手で更新したいときは、手動での操作が必要です。
手動で更新するには、まずパソコンのスタートメニューやアプリケーションフォルダから「License Manager Tool」を起動してください。
ツールが開くとサインイン画面が出てくるので、Archicadを買ったときに作った「Graphisoft ID」とそのパスワードを入力してログインします。
ログインできると、今そのパソコンに入っているライセンスの一覧や、クラウド上のライセンスプールに保管されているライセンスの状況が画面に表示されます。
画面に「ライセンスのアップデート」とか「更新」といったボタンがあったら、今持っているライセンス情報が古くなっている証拠です。
該当するライセンスを選んで、更新ボタンをクリックするだけ。
インターネット経由で数秒から数十秒くらいで最新のライセンス情報が書き込まれます。
更新完了のメッセージが出たら、License Manager Toolを閉じてArchicadを起動して、ちゃんとソフトが立ち上がるか確認してみてください。
このように、手動での更新もGraphisoft IDさえわかっていれば全然難しくなくて、誰でも確実にできちゃいます。
3. 別のパソコンへ!License Manager Toolを使ったライセンス移行方法
在宅勤務とオフィス勤務を行き来したり、新しいパソコンに買い替えたりしたとき、今使っているArchicadのライセンスを別のパソコンに移したいことってよくありますよね。
サブスクリプション版のソフトウェアキーを使っている場合、USBドングルを持ち歩く必要はなくて、License Manager Toolを使ってクラウド経由で簡単にライセンスを移動できます。
この仕組みを支えているのが、自分や会社が持っているライセンスを一時的に預けておける「ライセンスプール」というクラウド上の保管場所です。
ライセンスを別のパソコンに移すための最初のステップは、今ライセンスが入っている(元々使っていた)パソコンでの「アップロード」作業です。
元のパソコンでLicense Manager Toolを起動して、Graphisoft IDでサインインします。
画面に表示されている有効なソフトウェアキーを選んで、「アップロード」または「返却」のボタンをクリックしてください。
これで、手元のパソコンからライセンスが一旦削除されて、クラウド上のライセンスプールに安全に保管されます。
このアップロード作業が終わるまでは、別のパソコンで同じライセンスを使うことはできないので、必ず元のパソコンでの操作を最後まで完了させることが大事です。
アップロードが終わったら、次はライセンスを使いたい新しいパソコン(移動先)で操作します。
新しいパソコンにもArchicadとLicense Manager Toolが入っていることを確認して、ツールを起動し同じGraphisoft IDでサインインします。
すると、さっきライセンスプールにアップロードしたソフトウェアキーが表示されるはずです。
そのキーを選んで「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、新しいパソコンにライセンスファイルが保存されて、問題なくArchicadが起動できるようになります。
このアップロードとダウンロードの流れを覚えておけば、出張先でも自宅でも、どのパソコンでも柔軟にArchicadが使える環境が作れますよ。
4. ライセンス更新やツール利用時に注意すべきポイントと解決策
License Manager Toolを使ったライセンス管理はとても便利ですが、実際に使っているといくつか気をつけたい点があります。
ツールをスムーズに活用して、仕事が止まらないようにするために、次の3つのポイントを意識しておきましょう。
・Graphisoft IDとパスワードをしっかり管理すること
・安定したインターネット回線とセキュリティ設定を確認すること
・社内でライセンス返却(アップロード)のルールを決めておくこと
一番よくあるトラブルが、Graphisoft IDとパスワードを忘れてしまうことです。
ライセンスのダウンロードや更新、移動をするときは必ずGraphisoft IDでログインが必要になります。
会社の代表メールアドレスで登録しているのか、それとも個人のメールアドレスなのか、事前にしっかり確認して、ログイン情報を安全な場所で管理しておく必要があります。
もしパスワードを忘れちゃった場合は、ログイン画面のパスワードリセット機能から再設定できるので安心してください。
また、インターネット接続に関するトラブルも結構あります。
ソフトウェアキーのアップロードやダウンロード、ライセンスの更新作業はクラウドサーバーと通信するので、安定したインターネット接続が必須です。
会社のネットワーク環境によっては、セキュリティの都合でファイアウォールやプロキシサーバーが通信をブロックしてしまって、License Manager Toolがライセンスプールにうまくアクセスできないことがあります。
もしツール上でネットワークエラーが出たり、いつまでも処理が終わらなかったりしたら、会社のネットワーク管理者に相談して、Graphisoftのサーバーへの通信を許可してもらう(ホワイトリスト化)などの対応が必要になります。
それから、複数のArchicadユーザーがいる会社でのライセンス管理もしっかりやっておきたいところです。
誰かがライセンスをパソコンにダウンロードしたまま長い間アップロード(返却)しないでいると、他のスタッフがArchicadを使いたくてもライセンスプールが空っぽで使えない、なんてことになってしまいます。
仕事が終わったときや、しばらくそのパソコンを使わないときには、こまめにライセンスをアップロードする運用ルールを社内で決めておくのがおすすめです。
自分では解決できないエラーやトラブルが起きたときは、Graphisoftのテクニカルサポートに問い合わせれば、すぐに専門的な解決策を教えてもらえますよ。
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