Archicadで地形の作り方をお探しですね。

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Archicadで地形をサクッと作る方法 ー 国土地理院データとメッシュツールの使い方

Archicadで建物を作るのは慣れてきたけど、その周りの「地形」や「等高線」をどう表現すればいいか悩んでいませんか?他の3Dソフトからデータを持ってきたり、スラブツールで無理やり段差を作ったりして、けっこう時間がかかってしまう…という人も多いはず。

実は、Archicadに最初から入っている「メッシュツール」と、無料で使える「国土地理院」のデータを組み合わせれば、すごく簡単に、しかも正確に地形を作ることができるんです。

この記事では、地形データの手に入れ方から、Archicadへの取り込み、メッシュツールを使った等高線の立ち上げ方まで、順を追って説明していきます。

地形づくりをマスターして、もっと説得力のあるパースや図面を作れるようになりましょう!

1. 国土地理院のデータで等高線を手に入れよう

地形を作るには、まず敷地の等高線データが必要です。

ここで役に立つのが、国土地理院が無料で提供している地理情報。

国土地理院のサイトや「地理院地図」を使えば、日本中の地形データを簡単に見ることができます。

ただし、Archicadのメッシュツールで等高線をなぞるには、ただの画像じゃなくて、CADで読み込める「線のデータ」として等高線を用意する必要があります。

PDFの図面じゃなくて、線が一本一本独立したベクターデータを準備するのが最初の大事なポイントです。

具体的には、国土地理院の「基盤地図情報ダウンロードサービス」から数値標高モデルや等高線データを取得するのが一般的。

ダウンロードしたファイルはそのままではArchicadに入れられないので、次の手順で使える形に変換しましょう。

* 基盤地図情報ダウンロードサービスからXMLデータをダウンロード
* 専用の変換ツールやQGISなどのソフトで読み込む
* ArchicadでインポートできるようにDXFかDWG形式で書き出す

また、Illustratorで作った敷地データがあれば、それをDXFファイルとして保存する方法も使えます。

どちらの場合も、等高線が一本の繋がった線(ポリラインなど)として認識できる状態にしておくと、後の作業がグッと楽になります。

2. Archicadに線データを読み込んでメッシュの準備をしよう

等高線のDXFかDWGデータが用意できたら、次はそれをArchicadに取り込みます。

このとき、「ファイルを開く」で新しく開くんじゃなくて、今作業中のプロジェクトに追加する形で読み込むのがポイントです。

メニューバーの「ファイル」→「相互運用性」→「結合」を選んで、準備した線データファイルを読み込んでください。

読み込むときにスケール調整の画面が出てくるので、元データの縮尺に合わせて正しいサイズになるように設定します。

設定が終わって結合を実行すると、作業画面に敷地の線データが配置されます。

線データが配置できたら、地形のベースになる「メッシュ」を作る準備に入ります。

ツールボックスからメッシュツールを選んで、スラブツールを使うときと同じ要領で、読み込んだ等高線を全部覆うような四角形を描きます。

この段階では、まだ起伏のない平らな板みたいなメッシュができている状態です。

次に、さっき結合した等高線データのグループ化を解除します。

線データを選んだ状態で「Ctrl+Shift+G(Macなら Cmd+Shift+G)」を押すか、メニューからグループ解除を実行してください。

一本一本の等高線を個別に選べる状態にしておくことが、メッシュに起伏をつけるための条件になります。

3. メッシュツールで等高線をなぞって高さを設定しよう

平らなメッシュとグループ解除された等高線が重なった状態から、いよいよ地形の起伏を作っていきます。

まず、さっき作ったベースの平らなメッシュを選択して、ツールボックスでメッシュツールが選ばれているか確認してください。

次に、キーボードのスペースキーを押し続けると、カーソルが魔法の杖(マジックワンド)のマークに変わります。

その状態で、メッシュの上に重なっている等高線を一つクリックします。

すると「新規メッシュポイント」というダイアログが出てくるので、そのままOKを押してください。

これで、クリックした等高線の形に沿ってメッシュに新しい点の連なり(曲線)が追加されます。

このマジックワンドを使った作業を、すべての等高線に対して繰り返します。

全部の線を追加し終わったら、元のDXF/DWGデータは必要なくなるので、非表示にするか削除しましょう。

続いて、メッシュに刻み込んだ各等高線に実際の高さを与えていきます。

メッシュ上の等高線をクリックして、さらに線上の点をもう一度クリックすると、ペットパレットが表示されます。

そこから「Z座標(高度)の変更」を選んでください。

該当する高さ(例えば500mm間隔など)の数値を入力して、**必ず「すべてに適用」のチェックボックスをオンにしてから**OKを押します。

ここにチェックを入れないと、クリックした一点の高さしか変わらず、変な形の地形になってしまうので注意してください。

この手順をすべての等高線で繰り返すと、だんだんリアルな地形が立ち上がってきます。

4. 滑らかな地形に仕上げるコツと注意点

各等高線に高さを設定すると、3Dビューで見たときにメッシュの表面がカクカクしたポリゴン状のゴツゴツした見た目になっているはずです。

これを自然な地面みたいに滑らかにするには、メッシュの設定を変更する必要があります。

作成したメッシュを選んで設定ダイアログを開き、「モデル」パネルの中の「3D表現」という項目を確認してください。

ここを「すべての尾根を滑らかにする」という設定に変えると、角張っていた地形が自然な曲線になって、美しくリアルな地表面が完成します。

また、作業するときに気をつけたいのが、等高線データが複雑すぎたり乱れていたりすると、メッシュの計算でエラーが起きやすくなるという点です。

国土地理院のデータをそのまま変換した場合、不要な短い線や重なっている線が含まれていることがあります。

手戻りを防ぐために、Archicadに取り込む前に次のポイントをチェックしておくといいでしょう。

* すごく短い線や不要なゴミデータが残っていないか確認する
* 違う高さの等高線が変に交差したり重なったりしていないかチェックする
* スプライン曲線などが多すぎる場合は、適度にシンプルなポリラインに変換しておく

こうした事前準備をしっかりやっておくと、Archicad上での処理が軽くなって、エラーも防げます。

メッシュツールを使った地形作成のスキルは、建物単体の敷地モデリングだけじゃなく、広い範囲の街区計画やランドスケープデザインにも応用できます。

ぜひこの手順をマスターして、もっと自由度が高くてクオリティの高いBIMモデル作りに役立ててください!

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